○ラジアルボール盤・・・大きな金型を動かさずに穴を開けられる機械です。
しかし開けられる穴の向きは上方向のみで、横方向に穴を開ける場合は、金型を横転させて使用します。
(左は機械全体で、右は北野社長が説明してくださったときの写真です。)
○コンターマシン・・・帯鋸というのこぎりの刃がついた円状の工具を使って板金を切断するための機械です。
(左は機械全体で、右は帯鋸をアップしました。)
○平面研削機・・・回転する砥石で平面を加工する機械です。通常は他の機械で大まかな形状を加工した後に用いります。
(左が機械全体で、右はアップです。)
○超高精度肉盛溶接機・・・金型にできた傷やへこみの修復、ちょっとした盛りの増設など通常より細かいところを溶接する機械です。
大阪精密では、この作業を一番得意としており、熟練された技術により、高精度な溶接加工を
行っています。
溶接は手作業か機械で行っていますが、仕上げはすべて手作業です。
右の写真は肉盛り溶接をした金型で、マリンメッセ福岡で行われた「モノづくりフェア」に出展しました。
○3D CAD CAM・・・パソコンで図面の設計(CAD)からNC工作機械の加工プログラムの作成(CAM)を全て一括に行えるプログラムです。
また、取引先から支給されたCADデータを読み込んだ後、加工する内容にあわせて形状を編集するといった作業もできます。
○HR(ホットランナー)コントローラー・・・金型を12のゾーンで温め、分解しにくいパーツを分解しやすいようにする機械です。