7月2日(金)に「塚本精工株式会社」に第1回目の企業訪問に行きました。
企業訪問では最初に、企業概要などの説明を受けました。

専務の塚本さんに事業展開や事業内容などを聞きました。塚本精工では、派遣社員などは使わず、正社員のみということを教えていただきました。
その理由は、「顧客主義」ではなく「個客主義」だからということでした。 直接、個人と取引をし「製品(部品)をここに注文して良かった」「またここにお願いしよう」と相手に思って欲しい。そのためには、ミスのない正確な作業が要求されます。その時、やはり作業をするのはやる気のある正社員でないといけないということです。


 塚本さんは「個客主義」を第一に考え、「収入(利益)などは二の次だ。」ともおっしゃっていました。お客様に満足いただけるよう、主要取引先の企業から機械の知識・技術などを学んだりすることもしているそうです。「個客主義」を貫くことで、相手側からの信用も上がり、取引も増えたりと結果、収入なども自然とついてくる、ということも聞きました


 事業展開は、事務所・本社工場が寺畔に、工機工場が稲童にあり、TOTO第2工場(朽網)の工場内にも事業所を設けているそうです。なんと、海外にも事業を展開していると説明を受けてとても驚きました。行橋という地元から海外展開をしていることも驚くことでしたが、海外に進出した時期が2年前、アメリカのリーマンショックで世界の経済に影響が出始めた時期だったということにさらに驚かされました。「アメリカの影響で、国内の経済がガタガタになるのはそれほどに海外に依存がちだからで、自国内の企業がしっかりしていないといけない。不景気だからといって沈んでばかりいても駄目だ。どんどん事業を進めていこう。 周りの企業より、こっちはやる気があるやないか」という印象を相手側から思われ結果として注文を受けることになっているそうです。

 海外進出(ドイツ)にあたっては、日本とは違う風土・景観に気を配り、工場の外観を周りの建物に近づけることなどをしています。工場での生産活動以外にも、海外で活躍する日本人プロサッカー選手のHP作成をしたり、世界規模のECOサミットに参加するなど多方面に活動しています。そういった活動から海外からの情報や技術の入手や流用...特にドイツでは環境問題に関心が高く技術も先進していたりして、それを使って環境問題にも積極的に取り組み社会貢献へとつないでいくこともできるそうです。

 その話を聞いて、僕達は事業を拡大するだけが企業ではない。事業を通していろいろな活動に参加、いろいろな人たちに関わって経済を成り立たせていくことが、企業としての役目なのかな、仮に国内の企業がこのように積極的に活動したなら景気回復や環境問題改善にもなっていくのかなと思いました。





 11月5日(金)に第2回目の企業訪問に行きました。

 2回目の企業訪問では、ホームページの進行状況の説明や画像を増やすために工場見学をしました。
 ホームページの説明では、いろいろな指摘を受けました。けれど、指摘点が多いということはまだまだ詰める要素があるということだと思い、これから完成に向けて改善していきたいです。

 工場見学では、機械の部分的の写真だけでなく全体的な写真を撮りました。前回の工場見学で撮った写真は細かかったり、画質が荒かったりと、問題点が多かったのでその失敗をふまえて、今回の工場見学で写真を撮りました。
 また、今回の見学で塚本精工株式会社の工場では、流れ作業で一つのものを作るのではなく、各場所で各部品を作っているという話を聞くことができました。




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