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検定内容

簿記検定

企業経営を数字から理解


 規模や業種・業態を問わず、全ての会社は商法などのルールに則って帳簿をつけ、財務諸表などを作成します。こうした帳簿のつけ方を理解し、そこに表れる数字の意味を理解することは、全てのビジネスパーソンの基礎的な技能であるとともに、情報公開の進む今日において、ますます必要とされる能力であるといえるでしょう。
 簿記検定試験は、帳簿を正しく記入し、帳簿の数字を読み取る能力の試験です。
1級 財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。税理士試験の場合には、日商簿記検定1級に合格すると、受験資格が与えられます。
2級 財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。相手の経営状況が分かるため、株式会社の経営管理にも役立てることができる。
3級 企業の財務担当者に必須の基礎知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立てることができる。また、経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになる。営業、管理部門などにも必要な知識として評価する企業も増えています。
4級 勘定科目に仕分けでき、複式簿記の仕組みが理解できる(小規模小売店の経理に役立つ)
 簿記検定試験は、年3回(6月、11月、2月)ありますが、2月の検定は1級の試験はありません。1級から4級までのクラスがあります。
 検定試験受験料は、1級7,140円、2級4,080円、3級2,040円、4級1,530円です。

そろばん(珠算)検定

計算力と集中力を養い、右脳を鍛える

 日常の買物から海外旅行のときの為替換算まで、計算能力は実社会で必要とされます。そろばん検定はこの計算力を飛躍的に高めるほか、数学的な思考力や集中力、記憶力を養うために効果的です。
検定試験には、1級から10級までのクラスがあります。
 そろばん検定試験は、年3回(6月,10月,2月)あります。
 検定試験受験料は、1級2,040円、2級1,530円、3級1,330円、4〜6級920円、7〜10級820円です。

ワープロ(日本語文書処理技能)検定

質の高いビジナス文書を作成できる

 企業の実務の大半は文書作成であるといっても過言ではありません。
 パソコンをビジネスツールとして使いこなし、簡潔で説得力のある質の高い文章を作成できる人材は、オフィスの重要な即戦力として高い評価を得ることができます。日本語文書処理技能検定試験は、正確さと速さに磨きをかけ、より質の高い文書能力を養うための試験です。
1級 状況の説明を受け、簡単な指示を与えられただけで、要件を満たし、しかも説得力のあるビジネス文書(報告書、企画書など)を短時間で作成できる技能。10分間の入力文字数800字以上の能力が必要。
2級 状況の説明と、文書の形式、盛り込む材料をもとに、指示の内容を読み取って適切なビジネス文書を作成できる技能。10分間の入力文字数500字以上の能力が必要。
3級 メモ書き原稿をもとに、パソコンを使ってある程度のスピードで美しい体裁のビジネス文書を作成(清書)でき、修正の指示も敏速に対応できる技能。10分間の入力文字数350字以上の能力が必要。
4級 一般文書を体裁よく作成できる技能。10分間の入力文字数280字以上の能力が必要。
 ワープロ検定試験は、1級年1回(10月)、2級年2回(5月、10月)、3・4級は各地の商工会議所で決めて実施しています。1級から4級までのクラスがあります。
 検定試験受験料は、1級9,690円、2級8,160円、3級6,120円、4級3,060円です。

これからの時代をのりきるパソコン活用検定

 IT(情報技術)環境が整いつつある社会環境において、年々需要が高まっている検定の一つです。今の時代、各企業では、営業や財務会計などの業務における生産性の向上を目指し、ITを上手に活用できる人材が求められています。パソコンを使用する祭、どのような情報を与え、どのように処理し、どのように結果を導き出すか、これらを最終的に判断する能力、つまり情報活用能力(情報を読み、書き、プレゼンテーションし、さらにそれらを応用できる能力)をどれだけ身につけているかが、自分をアピールする重要なポイントとなるわけです。ビジネスコンピューティング検定試験によって、単にパソコンの操作技術だけでなく、情報活用能力を身につけ、データに裏付けされた説得力のある企画書などを作成できるようになります。
1級 企業において、経営戦略などの意思決定の際に必要なデータ分析や将来予測などがパソコンを使って行え、数値に裏付けられた提案ができる。
2級 社内の既存のデータ(売上、経理状況など)をもとに、自分の判断で表作成やデータベース処理などが行え、経営改善のための資材や企画書づくりができる。
3級 簡単な指示により、パソコンを使って作成したり、与えられた材料にふさわしいグラフを作成できる。
 ビジネスコンピューティング検定試験は、1級年1回(2月)、2級年2回(9月、2月)、3級は各地の商工会議所で決めて実施しています。1級から3級までのクラスがあります。
 検定試験受験料は、1級14,000円、2級10,190円、3級6,120円です。

キータッチ2000(キーボード操作技能)

パソコン操作の基礎固め

 パソコン操作はキーボードの入力が基本です。頭で考えたことを、キーボードを見ずに10本の指で即座に打ち込める。正確で素早いキーボード操作を習得できるキータッチ2000は、IT時代の必須能力といえるでしょう。10分間で何文字入力できるかを認定します。
 キータッチ2000の認定試験は、各地の商工会議所で決めて実施しています。
 認定試験受験料は、1,020円ですが、受験するには別途試験用のFD(フロッピーディスク)が必要です。FDの価格は、1,800円(送料・税込)で、1枚で2年度受験が可能ですが、各自で購入しなければなりません。

DC(確定拠出年金)プランナー

いよいよ試験開始

 確定拠出年金制度(401K)の円滑な導入をバックアップし、現行の年金制度および新たな確定拠出年金(DC/Defined Contribution)制度、投資に関する基礎知識、ライフプランニンブについての知識を持ち、適切な情報提供やアドバイスができる有能な人材を育成します。
1級 金融商品や年金などに関する一般的な知識を持ち、確定拠出年金に関して、加入者および一般に対し、適切な情報提供および一般的な投資教育を行うことができる。
DCプランナー2級に合格していることが条件です。
2級 投資や年金などに関する一般的な知識を持ち、確定拠出年金に関する適切な情報を提供できる。
3級 金融商品や年金などに関する基礎的な知識を持ち、確定拠出年金に関して、情報収集を行うことができる。
 現在のところ、DCプランナー認定試験は、年2回(9月、3月)予定されています。1級から3級までのクラスがあります。
 検定試験受験料は、1級10,500円、2級6,300円で、受験地は北九州市になります。

 当所以外で実施のその他の検定試験(日商検定サイトへリンク)


  ・日商検定試験  http://www.kentei.ne.jp/

  ・販売士(小売商) http://www.kentei.ne.jp/hanbai/


 流通業で即戦力となる知識を修得


  ・商業英語(国際ビジネスコミュニケーション) http://www.kentei.ne.jp/shoei/

   国際ビジネスシーンで英語を読み、書き、話す

  ・英語ビジネス文書作成技能      http://www.kentei.ne.jp/eibiji/

  世界で通用する英語文書を作成

 東京商工会議所検定試験

  ・カラーコーディネーター        http://www.kentei.org/color/

   自分の色彩感覚を仕事や生活の活かそう

  ・ビジネス実務法務           http://www.kentei.org/houmu/

   実務に必要な法律知識を身につけよう

  ・福祉住環境コーディネーター     http://www.kentei.org/fukushi/

   高齢者や障害者にとって住みよい住環境を提案する

  ・BATIC(国際会計検定)         http://www.kentei.org/batic/

   国際コミュニケーションのための簿記会計能力を身につける

検定試験に関するお問合せは、商工振興課までお願いします。

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